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2008年7月 1日 (火)

後任がやって来た

私の後任となるRが日本からマイアミへやって来た。いよいよ私のマイアミ生活も最終コーナーにさしかかってきたようだ。

Rはマイアミ入りする際、シカゴの乗り換えが飛行機の遅れのため慌ただしくなり、荷物が置き去りにされてしまった。ホテルに荷物を届けてもらうように手配したが、当然のことながら約束の昼までには届かず、チェックアウトに間に合わなかった。仕方なく私の住所に届けてもらうように変更の連絡をした。通常だったらその日のうちに届くことはまずないと思える状況である。彼は着の身着のままでマイアミの日差しと湿気に苦戦することになった。

しかし、ここでウチのカミさんが大活躍。夕方にかかってきた航空会社からの電話を受け、無事近所のショッピングモールで荷物を運搬する車とのコンタクトに成功、Rの荷物を回収してきた。時刻は夕方5時を回っていたが、車にはまだたくさんの荷物が積み込まれたままで、中には昨日ロストしたと思われる者も混じっていたようだ。きっとこれらの荷物は時間切れで空港に舞い戻ることとなり、運搬の担当者が交代したところで行方不明となって、持ち主が何回も問い合わせをしないと出てこない羽目に陥ると予想される。くわばら、くわばら。

初っぱなからアメリカの洗礼を浴びてしまったRだが、生活のセットアップは着実に進行している。彼のセットアップを手伝っていると、自分がマイアミへ来たばかりの頃を思い出す。このブログを読み返してみると、新天地での生活に興奮しながら、異なる言語や習慣と格闘していた様がまざまざとよみがえってくる。

やはり最初はアメリカ生活3種の神器を揃えるところから始まる。今回はまず銀行口座からチャレンジした。アメリカに入国したばかりでSocial Security Numberはまだ申請すらしていない。だが、私がこの2年間で習得したマイアミジャングルサバイバル術で切り抜けることができた。

方法はこうだ。

まず、Rの身分を明らかにする。アメリカ人は肩書きにめっぽう弱い。日本人の比ではない。そこで、彼の日本での肩書き(外科医)を強調し、たった今日本からアメリカ入りしたことを伝える。そして、すでにマイアミでの職を獲得していることを強調する。新しい職場となるマイアミ大学はここではブランドの一つなので、だいぶ効いたようだ。

次に彼らの利益になる話をする。Rがここで得る給料を預金するための口座が必要だと話す。ここまで伝えれば、彼が銀行にとって上客だと言うことを理解させることができる。

後は彼らが手続きを進めるために必要な2種類の身分証明(パスポートと日本のキャッシュカード)を提示したら、後はトントン拍子に事が運んだ。Personal Check(為替)やVISAカード付きのATMカードも発行された。雇用証明書(Invitation Letterなど)や給料明細すら要求されずに済んでしまった。ということは張ったりかませば口座(と銀行のキャッシュカード)は作れると言うことか?

今回はRの居住先がすでに決まっていたのもかなり有利に働いたように思う。

だいぶいい気になって、今度はCellphone(携帯電話)獲得のためCingular(AT&T)のショップへ出かけた。Cingularではプリペイドのプランならば身分証明なしでもCellphoneを持つことができるのだが、通話料がかなり割高となる。それに後で通常のプランに変更する際に電話番号が変わってしまう。やはり最初から月額いくらの通常プランで契約した方がお得だ。

銀行口座があればSocial Security NumberがなくてもOKと聞き、しめたと思ったのだが、やはりCingularは甘くはなかった。以前の日本の携帯電話のように、2年契約を結ぶことによりCellphone本体の値段がかなり安くなるのだが、Social Security Numberがない場合は500ドルの保証金が必要だというのだ。保証金は1年間ちゃんと月額費用を払い続ければ2年目に月額費用の支払いとして使用することができるのだが、この金額は契約しようとしているプランの1年間の合計金額よりも高い。電話を持ち逃げされないようにする処置なのだろうが、要するに顧客を全く信用していないBusiness Modelである。私も以前同様なことを言われてキャリアを変更したのだが、相変わらずこのようなふざけたことを抜かすなんて、さすが元国営電話会社AT&Tだけある。腹を立ててショップを後にした。

やはり私も使用しているSprintの方が良さそうだ。こちらもSocial Security Numberなしだと保証金が高くなってしまったのだが、それでも250ドルとCingularに比べて半額だ。しかも2年契約により電話本体は無料となり、初期投資をだいぶ抑えることができた。

これでCellphoneで連絡をとることができるようになり、だいぶ楽になった。次は移動手段である車の購入だ。しかし、車の保険で問題発生だ!

つづく

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