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2007年12月26日 (水)

キャンプ

クリスマス休暇を利用してキャンプに行ってきた。

場所はタンパ近郊のHillsborough River State Park。ここに限らずアメリカではあちこちのState Park(州立公園)にキャンプ設備が備えられている。もちろんState Park以外にもたくさんのキャンプ場があるが、設備の良さ、安全性、予約のし易さから、State Parkのキャンプ場は重宝している。State Parkの入り口にはゲートが設けられ、昼間はレンジャーが駐在している。日没以降はゲートが閉鎖され、チェックイン時に知らされる暗証番号でゲートが開く仕組みになっている。予約はwebsiteから簡単にできる(こちらから各キャンプ場websiteに飛び"Book canpsite now!"をクリックするとreserve americaのwebsiteで予約できる)。6ヶ月前から予約できるが、人気のある海辺のキャンプ場などはすぐに予約で埋まってしまう。

キャンプサイトは日本に比べるとだいぶ大きい。アメリカではテントよりも主にキャンピングカーでキャンプする人が多く、大きなキャンピングカーが入れるように奥行きの深い作りになっているのだ。このキャンピングカー、レンタルもできるようなので一度試してみたいと思っているが、運転も大変そうでなかなか踏ん切りがつかない。以前友人のキャンピングカーをみせてもらったことがあるが、中にはベッドやキッチン、トイレ、シャワーが備え付けられ、小さめのモーテルといった感じでかなり快適そうだった。

テントならば一つのサイトに2つ張っても十分に余裕がある。通常一つのサイトに車2台、計8人まで宿泊できるようになっている。今回も2家族で出かけた。サイトには通常バーベキューコンロ、テーブル、水道、電気のコンセントが備えられている。トイレ、シャワー、洗濯機はキャンプ場の中央に備えられていることが多い。
Campsite1 各サイトにはかなりのスペースがある
Campsite2 備え付けのテーブル。後ろに見えるのは隣のサイトのキャンピングカー
Campsite3_2 電気コンセントと水道が各サイトに備え付けてある

キャンプ場に到着したらゲートのレンジャーのところへ行き、チェックインの手続きを行う。車のTag No(プレート番号)が必要だ。ここでは周辺地域の情報なども提供してくれるし、薪も売っている。

サイトに到着したら、まずはテントの設営だ。次にコンセントの近くに組み立て式テーブルを設置する。ここで電気釜を使ってご飯を炊くのだ。名誉独身(家族がアメリカに来るまでの数ヶ月間は一人暮らしであった)の時に自炊で大活躍した飯ごうもあるのだが、電気釜の方が断然楽だ。他にはカセットコンロも便利だ。キャンプ用コンロに比べて手入れが楽だし、コンパクトだ。家で下ごしらえをしてきたカレーを火にかける。
Campsite4 テントを2つ張っても余裕がある
Campsite6 電気の近くに組み立てテーブルを設置。ご飯を電気釜で炊く

続いてバーベキューコンロで炭と薪を使って火をおこす。炭は周りに着火用燃料を塗ってあるタイプが主で、時化ていなければ着火は容易だ。ただ臭いに癖があるのが難だ。備長炭のような火力の強い炭は滅多にお目にかかれない。薪があると火力が強くなり、焼き肉にはもってこいだ。コンロには網もついているが、ステーキを焼くための隙間の大きい網なので、アルミホイルを載せて焼き肉を焼く。なかなか薄切り肉が手に入らないので、ステーキ肉を凍らせた状態でスライスし、手製たれに漬けたものだ。一緒に行ったご家族が用意してくれたリブステーキ肉と韓国製焼き肉のたれも美味だった。
Campsite5 バーベキューはキャンプの醍醐味。子供らも大好きだ

近くのスーパーで買ってきたシャンパンで乾杯。3.99ドルで安売りされていたシャンパンとはいえ味は上々。アメリカは本当に酒類が安い。日本の酒税がいかに高いかを実感してしまう。

食事が一段落したところでマシュマロが登場した。アメリカではバーベキューの定番らしい。串(今回は割り箸を使用)の先にさして火であぶり、柔らかく溶けてきたところでクラッカーに挟んで食べる。甘ったるいだけかと思っていたらこれがかなりおいしい。特にチョコレート味のマシュマロは絶品であった。焦げないように火との距離に気をつけながらできるだけとろとろの状態にするのがコツだ。これからは我が家でも定番としよう。

キャンプで困るのは虫だ。夏場に大量発生する蚊は、刺されると赤く腫れ上がり、かゆみも強い。特に海辺でのキャンプでは注意が必要だ。虫除けスプレーは必需品である。

蚊よりも困るのがNo-see-umsと呼ばれる虫だ。その名の通り目に見えないほど小さな虫で、メッシュも通過するのでたちが悪い。前々回の海辺のキャンプでは、睡眠中に何百カ所も刺され大変であった。数日してから張れと強いかゆみが発生し、2週間くらい続いた。人によっては水疱を形成し、色素沈着が後々まで残ってしまうようだ。この虫は通常のDEET含有の虫除けでは効かないらしい。肌を露出していなければかなり防げるので、長袖を着用するとよい。最近ではNo-see-umsに効く虫除けスプレーも売られているので、これを使うのも手だ。幸い今回は涼しかったので虫はあまりいなかった。

夜になると夜行動物が食料を漁りにやってくる。残飯を出しっぱなしにしておくとアライグマが食い散らかしていくので注意が必要だ。クーラーボックスも放置しておくとふたを開けて漁られてしまう。アライグマは狂犬病を媒介するらしく、漁られた食料は食べない方がよい。夜間は食料をテントや車に入れておいた方がよいだろう。
Raccoon1 真夜中に残飯を漁るアライグマ
Raccoon2 クーラーボックスのふたも開けてしまう。手形がくっきり残っている

Hillsborough River State Parkにはアルマジロも出没する。夜中にトイレに行った際、ごそごそ動いているのを目撃しびっくりした。頭が小さく、硬い皮膚を持っており、懐中電灯の光に浮かび上がったその姿はなかなか不気味であった。

朝は日の出と共に鳥たちが鳴き始める。北から越冬にやってきた鳥たちだ。冬とはいえフロリダの12月の朝はさほど寒さを感じない。すがすがしいキャンプ場の朝である。

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