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2007年6月11日 (月)

学生さんが来た

我々のラボ(研究室)に学生さんが来ることになった。

この学生さんは大学を卒業したばかり。下唇と舌にもピアスをした、今時のギャル(死語!ニキータと呼ぶべきか?)だ。薬学のPh.D(博士)を獲るため、大学院進学を希望している。このような場合アメリカではラボで働いた経験があると評価が高くなり、入学しやすくなる。そのため、我々の研究施設で働いている母親のツテで、我々のラボを紹介されたわけだ。

でも、我がラボは30代の日本人3人と40代アメリカ人テクニシャンからなるおじさん軍団だ。ラボを取り仕切る私のSupervisorも心配になり、

「こんなおじさんばかりのラボでいいの?」

ところが彼女は

「ノ~プロブレム!」

こうして、主に私が指導に当たることになった。最近は実験が立て込んで時間に追われる毎日だが、これからは(英語で)説明しながら行う羽目になった。

英語を話し始めると脳みその大部分が会話に使用されるため、手元がおろそかになる。しくじらないように実験に集中すると、無口になったり、変な英語を話し始めてしまう。

こりゃなかなか大変だ!

少し空き時間が出来たところで根掘り葉掘り聞いてみると、なんと彼女、日本人のラボで働きたくてわざわざやって来たらしい。ゲーム大好きっ娘で、弟と二人でNINTENDOの一大コレクションを所有しているとのこと。

「ジャパニーズ・カートゥーンも大好きよ。日本人のラボに行くことになったって言うと、友達はみんな”クール!!”って言うわ」

カートゥーンとはアニメーションのことだ。ゲームやアニメーションで描かれる日本は、こちらの若者にとって”クール!!”なイメージに満ちあふれているらしい。

さすがにアキバは通じなかったが(先日ディズニーワールドで話しかけてきた若者はアキバに行くのが夢だと言っていた)、コスチュ-ムプレイしたウェートレスが出てきたりするんだぜ(自分では行ったことないが)、と話を向けると、

「ああ、コスプレね」

ええっ、コスプレなんて和製英語まで逆輸入されてるの!? 

日本のオタク文化は本当に海を越えて最新ポップカルチャーの一部を形成しているようだ。恐るべしっ!80年代にオタク文化の一翼を担っていた世代としてはまさに隔世の感あり。

これでゲームがやたらとうまかったりすれば”クールなおじさん”になれたのだろうか? 時々子供のDSいじっているくらいでは無理だな、やっぱ。

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