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2007年6月14日 (木)

カリブ海クルーズ~出航篇

Imagination
いよいよカリブ海クルーズ出航当日。

昼間で仕事をし、Supervisorからの指令でポスドク仲間とテクニシャンの二人に港まで送ってもらうことになった。忙しいときに留守にするばかりかタクシー代わりに使ってしまって本当にごめんなさい。

出航予定は午後4時。午後1時半以前に港へ来ても乗船できないよ、とチケットに但し書きがあったので1時に職場をたち、10分足らずで港に到着。車で乗り付けると、ポーターのいるところまで誘導され、荷物を下ろしてくれる。荷物1個あたり1ドルのチップを払うとポーターが荷物を船室まで届けてくれる。チケットについてきたタグ(荷札)に名前や住所、船室番号を記入してバッグに付けておいたので手続きはスムーズだ。空港とは異なり、スーツケース等の鍵は閉めておいて構わない。手荷物で持ち込む場合はポーターに預けずにそのままカウンターへ向かう。

カウンターでは乗船手続きと出国手続きを併せて行う。チケットとパスポートが必要だ。クルーズが終了し下船した後の予定を事細かに聞かれる。どうやって港を離れ、どの飛行機に乗るか、あるいはどこに滞在するかなどだ。船が遅れた場合に備えてのことらしい。

手荷物チェックでは例の金属探知機をくぐらねばならないが、空港のように靴まで脱がされることはない。ところが、息子の持っていたおもちゃの人形(ロックマン)の手が刀になっていて、Weapon(兵器)と判断され没収。例えプラスチックや樹脂製のおもちゃでも、銃や尖ったものは持ち込めないとチケットにも明記されていた。息子は出だしからむくれ顔となった。
Rockman 兵器と認定されてしまったロックマン人形

乗船前にクルーズ・カードと船室の鍵を受け取る。このカードは船内で身分証明書となり、下船・乗船の際に必ず必要だ。パスポート代わりにもなり、このカードさえあれば寄港地でパスポートを持ち歩かなくても良い。また、クレジットカードを登録することにより、船内での支払いにも使用できる。最初に乗船する際に顔写真を撮影し、カードに記録されるようになっていた。
Carnivalcard クルーズ・カード。財布やパスポート代わりになる優れもの。乗降時には必ず携帯しなければならない。

いよいよ乗船だ。クルーズ船は巨大だ。乗客だけでも2000人に及ぶとのこと。船内は12階建てで、我々の船室は最下層。映画「タイタニック」で最初に沈んでしまったようなところだ。部屋は狭いが2段ベッドが2組あり、大人4人が眠れるだけのスペースがある。

ひとまず部屋に荷物を置き、ランチへ。船内にはたくさんのレストランがある。そのうち2つのMain Dining、プールサイドのビュッフェ(バイキング)、最後尾にある大きなビュッフェでの食事はクルーズ代に含まれていて、食べ放題だ。アルコール類は有料だが、ジュース類、コーヒー、紅茶は飲み放題である。Main Diningは予約制で時間が限られているが、ビュッフェは営業時間が長く、ピザとアイスクリームは24時間食べられる。味もなかなかだ。午後3時くらいだったので、夕食のことを考えて軽めにしたが、本当にたくさんの種類の料理があり、ついつい手が出てしまう。ケーキ等のSweetも充実している。ラウンドケーキが並んでいたので、隣に置いてあったナイフに手を伸ばしたら、その場にいたお姉さんに

「サー、それは私の仕事よ」

と言われてしまった。

このビュッフェ、昼には開いていたらしい。定期船クルーズは早朝に母港に入港して客を降ろし、補給、掃除をして新しい客を乗せ、夕方に出航というスケジュールのようで、どうやらもっと早い時間に来ても乗船は出来たようだ。早めに乗船してランチを楽しみ、船を散策した方が良さそうだ。

この後乗客全員で救命胴衣を来て避難訓練。訓練が終了し部屋に帰ってくつろいでいたら、知らぬ間に出航してしまった。最下層の船室では出航の警笛も聞こえない。あわててデッキに上がる。すでに船は港を離れ、マイアミのダウンタウンをなめながら外海へ。

子供らは一目散にデッキのプールへ向かう。このプール、websiteで見た印象とはかなり異なり、とても小さい。大勢の人が集まり、まさにイモ洗い状態だ。

プールサイドのデッキにはバーがあり、ウェイターらがカクテルはどうか、と声をかけてくる。アルコール類は残念ながら別料金だが、クルーズ・カードを出してサインするだけなので手間はかからない。知らぬ間に使ってしまいそうでちょっと怖いが。

ウェイターをはじめ船員らの国籍は実に多様だ。アジア人の船員も結構いる。みな気さくに話しかけてくれるし、愛想も良く、いろいろと相談にも乗ってくれる。彼らに対するチップは、サービス料という形で毎日乗客一人当たり10ドルが徴収されるシステムになっており、また、アルコールなどの飲み物にもサービスチャージがかかるようになっているため、余り気にしなくても大丈夫だ。でも、良いサービスに対して例え少額でもチップを渡すと、彼らはとても喜んでくれる。彼ら自身のサービスに対する誇りが伺えて、こちらも良い気分になる。

船内の情報は、各船室に配られるCarnival Capersなる冊子に記されている。その日の行事やレストランのメニュー、ドレスコード(レストランに何を着ていけばよいか)などが載っている。船内は行事が目白押しなので、しっかり情報収集して思いっきり楽しまないと。
Capers 大切な情報源Carnival Capers。部屋の掃除の際に翌日分が届けられる。

子供向けのプログラムとしてCAMP Carnivalが用意されていて、2歳からティーンエイジャーまで、子供を預かって遊ばせてくれる。絵を描いたり、工作をしたり、お菓子を作ったりと内容も盛りだくさんだ。他の子供もたくさんいるし、部屋にはゲームやコンピューターもある。説明会に出席して、子供の登録を行うと名札が用意され、後はプログラムの休止時間以外はいつ連れて行っても構わない。子供を預けて大人だけでディナーやショー、バーを楽しむと言ったことも可能なのだ。

ディナーはレストランでのフルコースとビュッフェでの食事から選ぶことが出来るが(他にも別料金のレストランが多数あり)、レストランの場合は時間と席が決められている。これはクルーズの予約の際に希望することが出来るのだが、子供もいるのでEarly Seating(早い時間帯)でお願いした。レストランにはSpiritPrideの2つがあるが私達は後者が指定されていた。前者は少しシックな雰囲気で、子供がいない人たち向けなのかもしれない。

今日のドレスコードはResort casual。タンクトップや短パンは不可だが、かなりカジュアルでも問題なし。子供らを連れて行ってみたが、ウェイターが塗り絵を用意してくれたり、ジョークを言って楽しませてくれたりして、少々騒いでいても全く問題なかった。メニューはStarterSaladMainの3項目に分けられていてそれぞれ数~10品ほどあるが、ここから何を注文しても構わない。例えば前菜2品にスープ、サラダ、メインは魚と肉料理、さらにデザートとコーヒーというように注文することも出来る。もちろん食べきることはまず無理だが。メニューは毎日変わるので、あれもこれも食べてみたくなるが、ウェイターにじっくり相談にのってもらって最良の一品を見つけよう。ウェイターのお薦めはやっぱりおいしいデス。

昼食から余り間がなかったのだが、おいしくてデザートまでおなかいっぱい食べてしまった。こんな生活を4泊5日も続けたらだいぶ肥えるだろうな~。

食後に船内を散策。地図がないとすぐに迷子になってしまいそう。後で知ったのだが、Informationにはちゃんと船内地図が用意されているので、早めに手に入れた方がよい。最上階の甲板に出るとすごい風。飛ばされてしまいそうだが、子供らは大喜び。この後毎晩連れてくる羽目になった。上甲板の最前部に言ってタイタニックごっこをしたいところだが、船員しか入れないとのこと。残念。

この日もショーやらカジノやらナイトライフを楽しませてくれるものはたくさん用意されているのだが、明日は早朝にキー・ウエストに到着だ。早めに休んで英気を養うことにしよう。
Toweldog ベッドメーキングの後タオルで出来た犬が出現。以後日替わりでいろいろな動物が登場。

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