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2006年10月23日 (月)

Is everything OK?

Is everything OK?

アメリカへ来てからよく耳にする言葉である。

レストランで注文をし、食事が運ばれてきて食べ始める。ウェイターが近寄ってきて"Is everything OK?"。注文したものはちゃんと来ているか?飲み物のお代わりはないか?追加の注文はないか?と聞いているのだ。支払いの時食事の代金とは別に彼らウェイターにチップを渡す。"Is everything OK?"はこのチップに対する仕事なのだと思っていた。

しかし最近別の意味があるように思えてきた。

こんなことがあった。

電話会社のBellsouthから10月分の請求書が贈られてきた。金額を見てみると妙に高い。HPにアクセスし料金の内訳を見てみると、9月分の支払いが含まれている。あれ?9月分はちゃんと払ったぞ?

Bellsouthに問い合わせてみるとやはり彼らの間違いのようだ。後日正しい請求書を送るよう依頼する。ここで日本人なら、「料金を二重取りしようとはなんたることだ。こっちが気付かなかったらどうするつもりだったんだ!」と憤るところだが、アメリカでは気付かない方が悪いと言うことになる。ひどい社会だな、と今までは思っていたが、ちょっと待ってほしい。

彼らは人は間違いを犯すものだと認めている。間違ったら正せばいいのだ。だからサービスの提供者は受け手に対して"Is everything OK?"何かこちらに落ち度はありませんか?と聞いているのだ。請求書にも、何か質問があったらこちらまで、とちゃんと書いてある。サービスの受け手も自分も間違いを犯す人間であることを認めているので、ちゃんと訂正されればそれ以上文句は言わない。

日本ではサービス提供者の落ち度は許されない。医療でも教育でも航空会社でも落ち度をゼロにすべく奮闘している。が、過ちは起こる。そしてマスコミの袋だたきに遭う。サービスの提供者はどんどん萎縮せざるを得ない。

果たしてどちらが住みやすい社会だろう?

人間誰でも間違いを犯す。それを正そうと努力する。大事になる前に対処できるよう落ち度はないか尋ねる。"Is everything OK?" 周りは被害を被ったら苦情を言い、対応に納得できなければ(裁判で)対決することになるのだ。

"Is everything OK?"は間違いを犯すもの同士のコミュニケーションに欠かせない言葉なのではないだろうか?

異なる習慣の中に身を置いてみないと理解できないことがある。海外留学の醍醐味の一つだと思う。

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