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2006年9月30日 (土)

【Palm】携帯電話会社との戦い

私は(一応)Palm使いである。

Clietj25 最初は使いこなせるかどうか分からないから安価な機種がいいや、と思って何年か前にSONY CLIE TJ-25を購入。とても便利で仕事にプライベートにと大活躍。その後に登場した新機種に何度も食指を動かされつつも、コンパクトさが気に入り使い続けていた。

そしてSONYがPalmから撤退。私はアメリカでもTJ-25を使い続けるつもりだった。幸いバッテリーの持続時間もまだ全く問題ない。

ところが、こちらで必要になったソフト、Epocratesをインストールしようとしたら、メモリーが足りない!このソフト、外部メモリーに対応しているものの、SONYメモリースティックには対応していないのだ。

そのようなわけで、Palm新機種購入を検討し始めた。SmartPhone(携帯電話とPalmやWindows Mobileなどの情報携帯端末が一緒になったもの)にすれば通信もできるので、Treoにしようかと考えた。幸い先達たちにより日本語化への道も開けている

しかも携帯電話会社と契約することによりかなりの値引きが期待できる。Treo650ならば、新機種発売後ということもあり、条件によっては$199で手に入る!

Cingular WirelessのShopに行き交渉開始。今回は三種の神器も揃っているので、事はスムーズに運ぶ。目の前にTreo650も運ばれてきた。ところが最後の段になって、

「それではお客さん、Deposit(保証金)として$500頂きます。」

デポジットぉー?ごひゃくどるだとぉ~?

「$199のもの買うのに何で$500も必要なんだ!3種の神器も揃ってんだぞ!!」

「お客さんの信用状況では$500のDepositが必要です」

あったまきた!そんなモン払えるかい、ばっきゃろぃ!!

というわけであえなく購入(一時)断念。聞くところによると、このDepositは1年分の通話料に相当する額で、1年間通話料を払い続ければ返却されるらしい。電話機を格安で購入して海外逃亡されないように、最近はどの携帯会社も取るようにしているとのこと。Depositを支払わなくて済むには2~3年の米国滞在が必要のようだ。

もう少し情報収集してから再度チャレンジするつもり。すでにTreo700に切り替わっているSprint(Miamiではやや通信エリアが狭い)にすることも視野に入れ、算段中。

2006年9月24日 (日)

リージョンコードフリーDVDプレーヤーを購入

みなさんは”リージョンコード”をご存じですか?

日本で販売されているDVDはアメリカのDVDプレーヤーでは再生できず、アメリカで販売されているDVDは日本のDVDプレーヤーでは再生できません。これは、日本製DVDとアメリカ製DVDとアメリカ製のリージョンコードが異なっているためです。アメリカはリージョンコード1,日本は2となっています。アメリカで公開された映画が半年後に日本公開される際、アメリカではDVDの販売が始まります。このDVDが日本でも簡単に再生できると誰も映画館へ行かなくなってしまうため、アメリカ製DVDを日本で再生できないようにガードがかけられているのです。

DVDはもともと日本のメーカーが主体となって作られた規格です。製品化する際に、ハリウッドにそっぽを向かれると(映画)ソフトを揃えることができないため、ハリウッドの利益を保護する目的で導入されたのです。

このリージョンコードがある故に、我々日本人がアメリカに渡る際に日本製DVDを持ち込んでも、アメリカで売られているDVDプレーヤーでは(例え日本メーカーのプレーヤーでも)再生できません。日本製プレーヤーを持ち込めば観られますが(電圧が異なるもののメジャーメーカーのDVDプレーヤーは再生できるようです。余りお勧めできませんが)、アメリカ製DVDを再生できません。

これって変ですよね?

我々が個人で楽しむ以上、ハリウッドの映画会社に不利益を与えるわけではないのに(DVDをレンタルしたり買ったりするわけだからお客様なのに)、不自由な思いをさせられることになるのです。

しかし世の中はワールドワイドの時代です。どのメーカーも日本製とアメリカ製プレーヤーをちゃんと作り分けているわけではありません。ソフトをいじってリージョンコードによるガードをかけているだけです。つまりリージョンコード破りはそう難しいことではないのです。

買ってきた製品のリージョンコードをフリーにする方法もホームページなどで公開されていますが、素人にはお勧めできません。それよりもリージョンコードを解除して売られている製品を購入する方が得策です。マイナーメーカーのDVDプレーヤーは未だにリージョンコードフリーのまま電気店で売られていることもあるようですが、信頼性が低いのが難点です。

その点、インターネット上では(日本製も含む)メジャーメーカーのDVDプレーヤーがリージョンコードフリーに改造されて売っています。

http://www.regionfreedvd.net/

というわけで、購入してみました。いろいろ悩んだあげく、VIDEOデッキとのComboモデル(SHARP製)にしました。早速日本から持ち込んだDVDを再生してみると、
Dvd問題なく再生できました。TV台が段ボール箱なのはご愛敬です。このあと落雷によりTVがダウンし困りましたが、ヒューズを交換することにより復活!友人から安く譲ってもらったこの中国製(?)TVはシンプルな構造故助かりました。

アメリカでも徐々にHD(日本で言うところのハイビジョン)TVが浸透しつつあり、電気屋さんの店頭では華々しい宣伝合戦が繰り広げられています。HD-DVDも発売が始まり、是非直接鑑賞してレポートしたいところです。自分で購入するのは(かなり)難しいのですが・・・。

2006年9月23日 (土)

The Protector(トム・ヤム・クン!)

予告通りトニー・ジャー主演「The Protector(邦題トム・ヤム・クン)」を観てきました。

凄い!!としか言えない。すでに「マッハ」体験はしていたので、かなり期待して観たのですが、それでも・・・(絶句)。今年のベスト3には間違いなく入ります!

日本公開時に鑑賞していないので、米国公開版が同じ編集なのかは分からないのですが、クエンティンタランティーノPresentsなんですね。

ここから先はネタバレありなのでご注意下さい。日本ではDVDレンタル・販売が始まっているので、是非ご覧下さい。

ストーリーは単純で、一部で酷評されているようですが、中国人や白人に対する怒りや、タイ人の誇りがそこはかとなく感じられて、結構好きです。

アクションはもう観てもらうしかないのですが、トニー・ジャーの人間離れした身体能力は凄い!の一言です。早回しを使用せず、逆にストップモーションを多用して技の細部を見せる手法は未だかつて経験したことのない衝撃を与えてくれます。格闘技漫画でしか観られないような連続蹴り技や脅威のジャンプ技を堪能できます。加えて、特筆すべきはカメラワーク。主人公の心理状態が不安→悲しみ→怒りと変化して行くにつれてシーンごとのカメラワークも変わっていきます。特に中盤の敵地乗り込み階段駆け上がり長回しシーンとクライマックスの関節技決めながらの投げ骨折りまくりアップ多用手持ちカメラシーンは必見です。何度でも繰り返しみたいアクションシーンのオンパレードです。

大興奮で鑑賞していたのですが、今回も劇場は静かでした。週末で結構入っていたのになぁ。でも、アメリカ人は衝撃で言葉もなかった、というのが本当のところかもしれません。だって、映画終了後に近くにいた人から声をかけられましたから。

「あなたもあんな風に戦えるの?」

アジア人がみんなあんなに強かったら、アメリカはもっと衰退していたでしょう。たぶん。

2006年9月18日 (月)

インターネット開通

電話回線に引き続き、ようやくインターネットが開通しました。

Miamiでは光ケーブル回線は提供されておらず、DSLかケーブル回線を選択することになります。僕の居住地域ではいずれも1.5Mの速度で、大都市なのに日本での環境に比べると数年遅れているようです。

申し込みはホームページ上でもできるようになっていて、電話番号やZIP Code(郵便番号)から、サービスの情報を得ることができます。ところが、電話の敷設に手間取っていたため、なかなか正確な情報が得られずにここまで時間がかかってしまいました。

結局電話会社のBellSouthにDSLを申し込みました。スターターキットが送られてきてからは非常に簡単で、CD-ROMの指示に従うだけであっさり開通。ようやく自宅から高速(中速?)インターネットに接続できるようになりました。
Dslkit_1

スターターキットの内容はNTTからのものと大差なし。付属のCD-ROMによる設定が簡単で助かりました。でもブラウザーの設定を勝手に書き換えてBellSouthのホームページに接続させたり、ツールバーを組み込んだりされたのには辟易しましたが。

これで無線LANを電波ジャックしなくて済みます。

2006年9月17日 (日)

World Trade Center

映画を観てきました。

僕はかなりの映画狂(フリーク)なのですが、Miamiに来てからは生活のセットアップに追われ、また週末はBeachに繰り出してばかりいたため、なかなか映画を見に行く機会がありませんでした。それでもコンピューターで日本から持ち込んだDVDを鑑賞してはいたのですが(「仁義なき戦い」シリーズなど・・・)。

今回観たのはWorld Trade Center、あの911を巡る物語です(トニー・ジャー主演のThe Protector(邦題トム・ヤム・クン!)とどちらにするか悩みましたが、アメリカで観る最初の映画がタイ映画というのも何ですし)。監督は社会派の皮をかぶったエンターテイナー、オリバーストーン。この作品では観客を煽動するようなこともなく、あの日に起こった大惨事と、それに翻弄される家族を淡々と描いていて、かえってアメリカが受けた衝撃を感じさせる出来でした。

今回はアメリカ大手シネコンのAMCに行ったのですが、大人が$7、ネットから事前にチケットを買うこともできて(http://www.movietickets.com/、公開直後で混み合うときには非常に便利)、その場合は$5と、日本の半額以下の値段です。

スターウォーズ第1作が公開された頃、当時のSFファンがこぞってアメリカに渡り、日本公開前に鑑賞してきて、「アメリカではみんなコスプレして大騒ぎで映画を観ているぞ!」と話していました。それを聞いた僕は「きっとアメリカ人はお祭り好きだから、いつもそうやって映画を楽しむのだな」と勝手に思いこんでいましたが、今回作品が上映される前に「携帯電話や子供の泣き声で映画によけいなサウンドトラック(音楽や効果音などの音響効果)を加えないよう注意してください」などという警告が出て、要するにマナーの悪い客が騒いでいただけなのか?とちょっとショックを受けました。もちろん今回は大騒ぎして観る類の映画ではなかったのですが。

次回は満を持してThe Protectorを観るとしましょうか。観客が大騒ぎするのかどうか楽しみにしつつ・・・。

2006年9月16日 (土)

アメリカ生活三種の神器

今日Driver's License(運転免許証)が届きました。

これでアメリカ生活三種の神器が無事揃いました。アメリカ生活三種の神器とは、

1.Driver's License
2.Credit Card
3.Social Security Number

のことです。この3つの有無で生活の質が大きく変わってきます。例えば、携帯電話の契約やレンタルDVD屋さんの会員登録にもこれらが必要になります。しかし、これらを取得するのにお互いを必要とするため、3つ揃えるのがなかなか大変なのです。

Driver's LicenseはいわゆるPhoto ID(写真付き身分証明書)として使われます。日本人は若く見られがちなので、アルコールを注文する際に提示を要求されることもあります。残念ながら僕は要求されたことがないのですが。

Credit Cardは、ドル建て決済で支払い口座がアメリカの銀行でなくてはなりません。ところがアメリカにぽっと来てCredit Cardを作ろうとしても、信用がないためにCredit Cardを作ることができません。日本で作る通常のカードは円建て決済のため、信用証明には成り得ません。でも日本で作れるドル建て決済のカードがあって、僕は渡米前に友達に教えてもらえたため、CitiCardのドル建てカードを作って来ました。このカードは支払銀行がCitiBank日本支店になるため(日本の銀行口座の住所を海外に変更することはできない)、厳密にはアメリカでは信用証明には使えないのですが、これを見せてCredit Cardはあると言い張り、他の神器を揃えていき、新しくアメリカに口座を開いて本物のCredit Cardを手にすることができました。

Social Security Numberはアメリカ政府が居住者を管理する番号で、日本で導入が足踏み状態になっている納税者番号のようなものです。この番号から個人を特定することができ、番号を他人に知られてしまうと、自分になりすまして、例えば土地を購入する、といったことが可能になってしまうとても大事な番号です。アメリカでの雇用者がはっきりしている場合は比較的簡単に発行してもらえるため、これから揃えるのが最も簡単な方法です。

海外からアメリカに来られる人たちは皆この種の神器を揃えるのに苦労しているようですが、コツは

断られても繰り返しTryする
アメリカ人を連れて行って交渉に参加してもらう

といったことでしょうか。この種の神器以外にもアパートやライフライン(電気、水道、電話など)の契約も同様です。アメリカではNegotiation(交渉)を要する場面が非常に多くあり、言葉の問題もある我々がアメリカ生活で最も苦労する部分でもあるわけです。

2006年9月15日 (金)

電話敷設

アパートに移ってから電話の敷設に手間取り、劣悪なインターネット環境が続いていました。

電話の敷設のためには日本と同様、電話会社と契約しなければ成りません。MiamiではAtlantaに本社を置くBellSouthと契約することになります。職場のネットからホームページ上で手続きを行ったところ、アパートの住所を認識してもらえず、結局電話で申請することになりました。こちらの住所は、碁盤目に走る道路、つまり東西に走るStreet、南北に走るAvenueのうち接している方の道路名と番地で表現されます。道路名は番号で表記されますが、幹線道路は同時に固有名を持つものがあります。この番号による表記と固有名が混乱したためにコンピューター上で認識されなかった模様です。

さて、BellSouthに電話して敷設を申請することになったのですが、日本から来たばかりでアメリカで電話契約を結ぶのがはじめてのため、身分を証明するのに職場の情報からSocial Security Number、Driver's License Number、銀行口座の有無、などなど根掘り葉掘り聞かれ、情報確認のために待たされている間に電話が途切れ、また電話すると別の人間が出てまた始めから説明、といった具合でなかなか先に進みません。

結局、保証金を支払うことでようやく話がまとまり、敷設にこぎ着けました。申請を始めてから敷設まで1ヶ月を要してしまいました。BellSouthは公的な会社のためあまり仕事に熱心でなく、人によって対応のスピードに差があるため、運が良ければすぐにできるし、運が悪いと今回の様になってしまうようです。

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