2012年1月27日 (金)

人間ドック

人間ドックを受けた。
職場検診は受けていたが、ドックは2年半ぶりだ。場所は以前赴任したことのある病院。徒歩5分行くと渓谷に至る田舎の病院だ。
自分の手技の参考になるように、胃内視鏡は無麻酔で受けているが、今回はかなり落ち着いて自分の胃を観察することができた。最近忙しくて晩酌が減ったせいか、とても健康的な胃であった。
前回は肺に陰影がありCTで不顕性の肺炎と診断され、年を感じてショックだったのだが、今回は問題なかった。
体脂肪率は20 %台でメタボはなし、筋肉量は20歳代並み。なのに肺機能による肺年齢は、実年齢より10歳以上高い 54歳ってどういうこと?タバコは吸っていないのに。水泳でもして肺を鍛えなきゃいけなさそうだng
昼食後は近くの温泉に入って久しぶりにのんびりし、午後にはその病院の当直業務についたのであった。

2012年1月 3日 (火)

北関東自動車道

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

半年ぶりに実家の茨城県へ帰ってきました。この時期の移動は渋滞が問題になりますが、これまでは首都高や外環道を通るルートを選択せざるを得ず、いつも辛い思いをしていました。今回は、北関東自動車道が関越道から常磐道へつながったので、使ってみました。長野道から藤岡ジャンクションで関越道下りに入り、高崎ジャンクションから北関東自動車道へ。途中、岩舟ジャンクションから栃木都賀ジャンクションまでは東北自動車道を北上する必要があるものの、後はひたすら東へ。友部からは常磐道上りを南下しました。

行きは1月2日、帰りは3日と、いつ大渋滞に巻き込まれても文句を言えないような日程でしたが、全く渋滞には出会わず、Door to Doorで4時間弱、しかも高速料金はこれまでの半額。便利になりました。

帰りは前橋にできたCostcoに寄って買い物。マイアミでもよく購入していた、New York Steak肉や油の乗ったサーモン、大瓶のアメリカワインを仕入れ、上機嫌で家に帰り着いたのでした。

これまでは年に一度帰るかどうかの親不孝ものでしたが、これならこれからはもっとお気軽に帰れるかも?

2011年12月 7日 (水)

Harry Potter

今年、映画"Harry Potter"シリーズが完結した。

稀有な映画だった。8作、10年に及ぶ長期シリーズにもかかわらず、中途で亡くなってしまったダンブルドア校長役のリチャード・ハリスを除くほとんどすべての役者が交代することなく役を演じ切った。特に主役の3人は、作品のテーマでもある「成長」を、自身の肉体的な成長と重ねながら文字通り体現した。

また、学校生活の中の先生と生徒、家庭の中の親と子と言った世代間の繋がりを非常にうまく表現している作品でもあった。さらに、先生や親にも子ども時代があり、たくさんの失敗をしながら大人になっていて、大人になっても解決できないでいるたくさんのことを抱えている、と言った部分が非常に共感できた。それが子供ばかりでなく、大人をも夢中にさせた要因であったろう。

我が家でも例に洩れず、家族揃ってのファンであり、最近皆でシリーズを最初から通して鑑賞しているところだ。TSUTAYAでブルーレイをレンタルしてきて、週末にホームシアターで楽しんでいる。鑑賞時の鉄則は「英語音声、英語字幕」。元々子供らの英語力を維持しようと思って始めたのだが、子供らの耳は素晴らしく、通常のドラマやアニメなら完璧に理解できているているようだ。しかし、Harry Potterはセリフが多く、「魔法省」などの専門用語もたくさんあり、その上British Englishで言い回しが微妙に異なっていて、悪戦苦闘している。親はと言えば、まぁ、チンプンカンプンに近い状態。それでも、
「父さん、今のどういう意味?」
と聞かれれば答えないわけにはいかない。原作を読んで物語を知っているから、何とか答えて親の面目を保っている。

後は最終章「死の秘宝」を残すのみだが、最新作はレンタルするのが大変だし、お気に入りのシリーズでもあるので、ブルーレイ Complete Boxを購入することにした。こんな時に大活躍するのが、Amazonを利用した個人輸入だ。映画のブルーレイは日本国内で販売されているものは非常に高価だが、海外は値段自体がかなり安い。さらに最近の円高と相まってかなりお得だ。Harry PotterはWanner Brothers作品だが、イギリスのAmazon UKで発売されているものは国際市場での販売が考慮されていることもあって、大容量のブルーレイには最初から日本語字幕や吹き替えが収録されており、パッケージを除いて国内で販売されているものと何ら変わりがない。リージョンコードもフリーとなっており、日本のプレーヤーで問題なく再生できるようになっている。お値段は27ポンド。1ポンド125円としても3500円以下だ。5ポンドの送料がかかっても、1万円以上する日本のアマゾンに比べて圧倒的に安い!

みんなのクリスマスプレゼントとして発注、もうすぐ到着予定だ。後2作、果たしてどのような驚愕シーンが待ち受けているのだろうか?

ちなみに、皆で鑑賞し終わった後、私は一人部屋に残り、日本に吹き替えにしてチラ見している。やっぱり英語だけでは理解できていない箇所がたくさんあるんだよ、悲しいことに。でも、声や台詞回しが変わると捉え方も大きく変わるので、できれば英語で完璧に理解したいよな~。

2011年11月12日 (土)

リビングルーム・オーディオ

リビングにようやく音楽がやってきた。
Img_0265

昨年12月にリフォームをしてから長い間、リビングにオーディオ機器がなかった。リビングのインテリアはカミさんに決定権があるのだが、コンセプトは'simple is the best'。メカメカしいのはご法度で、スッキリしたものでなければNG。私としてはそれなりの音はほしいし、最近関心を持っているネットオーディオにも対応させたい。
そのような状況の中、電機屋さんで一目惚れして即買いしたのがこちら。panasonic SC-HC55だ。

サイズは申し分なく小さい。それにもかかわらず、CD、ラジオに加えてiPodやiPhoneをダイレクトに接続でき、充電もしてくれる。その上Bluetoothでワイヤレスにも接続可能だ。従って、アプリを使ってインターネットラジオも再生できる。メディアコントロールアプリでネットワークオーディオも使える!

ネットワークオーディオを簡単に説明するのは困難だが、LANに繋がっているハードディスクに保存してある音楽を、iPhoneなどを手元で操作するだけでこの機器から再生できるのだ。

音はサイズなりきだが、なかなか健闘している。インターネットラジオでサルサを流しているとマイアミを思い出すな〜。

2011年5月 2日 (月)

フィラデルフィア観光

フィラデルフィアはアメリカの古都である。

歴史的建造物が多く、観光名所がたくさんあるのだが、今回はあまりまとまった時間がとれず、ちょこちょことうろつく程度であった。

そんな中、大リーグはしっかり観戦してきた。事前に全く計画していなかったのだが、Congressで合流した知人と共にひとまず球場Citizens Bank Park行きの地下鉄(SEPTA)に乗った。iPhoneからアクセスしてWebsiteを探ってみたが、好カード(Phillies vs Mets)のためかチケットはsold out。チケットがない中、コアなファンたちに囲まれながら地下鉄を降りた。駅を降りたところでダフ屋に声をかけられた。席は内野席だが、値段は正規の5割り増しくらい。べらぼうな額ではなかったが、まず交渉と思い値切り始めると、すぐに横から別の人に買われてしまった。これはイカンということで、すぐに出てきた別の外野席を言われるがまま購入。ホットドッグを手に観戦と相成った。Philliesは地元ファンに人気があるようで、球場は多いに盛り上がっていた。リードされる展開だったので、ブーイングの方が多かったかな。しかし陽気が若干寒く、6回まで観戦したところでギブアップ、パブへと向かった。実はこの後に逆転劇が待っていたのだが。
Phillies球場は超満員

ホテルに帰り、CNNをつけるとBig Newsが飛び込んできた。「ウサマ・ビン・ラディン死亡!」ホテルの前の通りでは学生らが雄叫びをあげていた。TVには、つい数日前に訪れたワシントンD.C.のWhite House前がお祭り騒ぎになっていた。

フィラデルフィア美術館The Philadelphia Museum of Artへも行ってきた。ここは映画”Rocky”にたびたび登場したおなじみの場所だ。ここに来て最初にすることは、そう、美術館前の階段を駆け上がり、街を見下ろしながらのガッツポーズ!実に多くの人が階段を登りきった広場で同じポーズをして写真に収まっている。
Pinkglove広場にはピンクのグローブが!?

映画にも登場したRocky Balboaの象は、最初は美術館入り口に飾られていたが、その後紆余曲折があり、今は敷地の端にひっそりとある。しかし、ここもRockyファンにとっては聖地だ。私も当然の如く像の前でポーズをとり、近くにいた観光客のひとりに写真を撮ってもらった。その人の息子(Kinderくらいか)は恥ずかしくてポーズをとれなかったが、私が派手にガッツポーズをとって写真に収まると大受けだった。
Rockybalboa

美術館の展示はなかなか素晴らしく、じっくり時間をかけて鑑賞してきた。

フィラデルフィアの料理ではずしてはならないのがチーズステーキ。薄切り牛肉とオニオンを炒め、パンに挟んでチーズをトッピングしたものだ。前回フィラデルフィアに来た際に立ち寄った元祖チーズステーキ店”Jim's Steak”の味が忘れられなかったのだが、残念ながら訪れる時間がなく、Old Cityの店”Rick’s Original Philly Steaks“で味わう。味は少し異なったが、美味であった。
Cheesesteak食べると病みつきになるチーズステーキ

帰国してからも維持しているBank of Americaのカードの有効期限が切れてしまったので、街中の支店に立ち寄り相談してみた。住所はマイアミ在住の知人のところを登録してあるのだが、カードが送られてこなかったようだ。事情を話すと、しばらく店舗を訪れていなかったため本人確認が必要だったようで、パスポートでID確認をしただけで発行手続きが終了、数日のうちに登録してある住所へ送付してくれることになった。

もっとちょくちょくアメリカへ来られると良いのだがなかなかそうもいかない。年1回来られるだけでもかなり恵まれているとは思うけどね。

2011年4月30日 (土)

レンタカー旅行

レンタカーでワシントンD.C.からフィラデルフィアへ。

今回は職場の同僚と二人で海外出張してくる予定だったので、レンタカーでの長距離移動を計画したのだが、同僚のドタキャンに遭い、やむなく一人での強行軍となった。一度通ったことがあるとは言え、道に迷うといけないので、Navigation system付きをレンタルしたが、久しぶりの右車線走行で最初は不安を感じ、恐々と運転。でもすぐに慣れ、快適なドライブとなった。

街中は複雑な道順であったが、Navigation systemがなかなか優秀だった。メインルートはI-95を選択。所々有料となるが、料金所の通過も慣れたもの。途中道を少し外れてWenndy'sで昼食をとった。ホントはBurger Kingにしたかったところだが。
NavigationNavigationはなかなか優秀

フィラデルフィアは道が細く、一方通行が多くて苦労した。Navigation systemに案内されてようやくレンタカー返却場所へ到着したが、Alamoが見つからない!方々を探し回り、Alamoにも電話をいれたが、あいにく土曜日でコールセンターにしかつながらず埒があかない。辺りは暗くなってきてヤバそうな雰囲気を醸してくるし、だいぶ焦った。例え1日延長しても、明日は日曜日で状況は変わらない。

右往左往した挙句、飛び込んだAmtrakの駐車場で受付をしていた黒人のお兄ちゃんに聞いてみると、

「AlamoならStationの中だよ」

時刻はすでに夜8時。地下の駐車場に車を止め、駅の構内に上がってみると、あった!オフィスが!他のRent A Car会社も一緒になっており、すでにスタッフはいなくなっていたが、書類とキーをボックスに返却すればOKだった。あとで追加料金を取られたりして、とちょっと心配になったが、結局大丈夫だった。
Alamooffice人気のないAlamoのオフィス
Alamocardレンタカーを駐車したパーキングロット番号を記入してボックスに投函しておけばOK

駅からタクシーに乗り、無事ホテルに帰着。
いつものことながら、海外旅行ではいろいろと肝を冷やすな~。

2011年4月29日 (金)

ワシントンD.C.観光

今年のアメリカ出張はフィラデルフィア。

旅慣れてきたのか(?)、準備は相当アバウト。今回も旅行書は購入せず、一応図書館で借りた地球の歩き方で多少下調べをした程度。ただ、今回はいつもと異なり、1日早くワシントンD.C.に入り、観光をしてからレンタカーでフィラデルフィアヘ向かうことにしたため、国際免許証の取得とドライブルートの検索が必要だった。基本はGoogle mapで、街中については地図をプリントしておいた。

行きはワシントンD.C.着、帰りはフィラデルフィア発なので、UNITED AIR LINEと相成った。機内上映の"The Fighter"は面白かったな~。

Dulles International Airportに到着、日本からAAAのWebsiteから予約しておいたAlamo Rent A Carヘ専用Shuttle Busで向かう。乗車運賃はかからないが、こういう時って運転手にチップを渡すべきなのかなー?カウンター手続きは問題なく進み、移動のことを考えてNavigation system付きのKIA SOULをレンタルした。
Rentacar

ホテルHilton Garden Inn Arlingtonにチェックインした後、車でD.C.へ。前回ワシントンD.C.に来た時に見損ねたリンカーン記念堂を見学してきた。ここも中国人観光客が多く、マイアミを離れてわずか3年ながら、時の移り変わりを実感した次第。
Lincolnmemorial

翌朝はいよいよアメリカ政治の中枢CapitalへのTourだ。参加するには予約が必要なのだが、数日前にたまたまアクセスしたWebsiteで朝一番のツアーに空きがあり、運良くチケットを手に入れた。ダン・ブラウンの"The Last Symbol"冒頭の舞台が目の前に!
Capitalここがアメリカ政治の中枢、Capitalだ!
Capitaltourガイドに連れられて内部を見学。歴代大統領の象が立ち並ぶ。

続いて映画"National Treasure"でニコラス・ケイジが盗み出した独立宣言書を一目みようとNational Archiveへ向かうが、入り口には長蛇の列。時間がなくて泣く泣く諦めた。今度はいつ来られるであろうか?

2011年1月29日 (土)

Facebook恐るべし

友人に勧められ、最近Facebookに登録した。

Facebookはソーシャルネットワークの一種で、登録した人々同士がネットを通じて連絡を取り合うことができる便利なサービスだ。ソーシャルネットワークというと日本ではMixi(ミクシィ)が有名だ。私は登録していないが、カミさんが利用している。カミさんの話を参考にMixiとFacebookの違いを考えてみると、Mixiではネットワーク内では仮称を用いるため個人を特定できないが、Facebookでは実名で登録し、その上顔写真も公開が原則とされているので、相手が誰かを認識した上でやりとりをするようになっている。Mixiでも友達同士になって実際に情報交換をする相手は実際誰なのかは分かっているようだが、他のグループからは認識できないので、内輪で集まってネットワークを形成する感が強い(井戸端会議的)。それに対し、Facebookでは誰と誰がやりとりしているのかが外から見ても分かるシステムになっており、非常にオープンなネットワークとなっている(欧米のパーティ形式だ)。

最初は個人情報の流出や悪意のある登録者の存在など、懸念もあったのだが、このシステム、登録者を取り囲む”友達”がその人の存在を保障していることに気付いた。実際の社会と一緒で、各人の言動を皆が見ていて、つながっているわけで、そう簡単に悪いことはできないのだ。基本的には匿名で、内輪だけには情報が公開されることによって安全を担保するMixiとはここが大きく異なるところなのだろう。

Facebookに登録し、友人と”友達”になりやりとりを始めて間もなく、マイアミにいた頃の職場の人から”友達”リクエストが届いた。名前をはじめとするプロフィールがネットワーク内総ての人々に公開されているので、私をみつけてコンタクトをとってきたのだ。すぐに”友達”リクエストを”承認”すると、その人の友達情報にアクセスできるようになる。元職場に所属する人がたくさん”友達”登録されているから知った顔がたくさんある。こちらからさらに”友達”リクエストを出したり、向こうから私に気付いてリクエストを送ってくれたりしてあっという間に”友達”の輪が広がった。それぞれが近況報告や写真をアップロードしてあり、それらを見て回ると、マイアミにいた頃と変わらないような気持ちになってくる。離れて2年以上が経つが、友人らの最近の写真を見ていると、ほとんど地球の真裏の出来事とは思えないくらい身近に感じる。

このFacebookはもともとハーバード大学の学生が学生同士のコミュニケーションツールとして開発したのだそうだ。徐々に学生以外も参加できるようになり、やがて世界に広がり、驚くほどの数(現在5億人以上)の人々が参加する一大ネットワークになったのだそうだ。開発者は億万長者となり、彼を描く映画「ソーシャルネットワーク」も作られた。今年のアカデミー賞にもノミネートされ、日本では現在公開中だ。アメリカではすでにDVDやブルーレイディスクが発売されており、早速Amazonで注文してしまった(北朝鮮への制裁の関係で国際郵便が遅延しているらしいのでいつ届くのか心許ないが)。

そんな折り、今度はマイアミで英会話を習っていた際のクラスメートから”友達”リクエストが届いた!マイアミにいた頃は授業以外でも会ったり、メールのやりとりをしていたのだが、メルアドが変更になって連絡が取れなくなっていたのだ。びっくりしてリクエストを”承認”すると、その友達ネットワークには他のクラスメートが大勢いた!!さらにリクエストをしあって友達の輪が増えていく。

これはスゴイ!

地球があっという間に小さくなってしまった。気軽に連絡し、近況を知り、写真で顔を合わせることができる。国際電話も、メールも、Blogも、Skypeもすごいけど、Facebookはけた違いにスゴイ!!雪だるま式に世界が広がっていく。自分が発信した声に世界中から反応が返ってくる。

世界ではもっとすごいことが起こっている。Facebookはチュニジアに政変を起こした。エジプトで最大規模の反政府デモを引き起こした。Facebookでの呼びかけに反応した人々が行動を起こし、世界を変えてしまった。Facebookに登録する人々の数の力が、少数の権力者をねじ伏せてしまった。

私が昨年最も印象に残った出来事はWikileaks事件だった。情報公開が進み、秘密がなくなる世界が果たして幸せなのか?、今私の中で最も大きな命題の一つとなった。世界を変えつつあるFacebookはその一つの答かも知れない。世界中の人々が平等に意見を表明できる中で、より多くの賛同者を得た意見が実現されていく。どんな権力も数の力にはかなわない、かもしれない。

しかし、民衆がいつも正しいとは限らない、かもしれない。。ネットにあふれる情報にはまがい物も多い。新聞などのマスメディアが行ってきた情報の正確性を担保する「裏をとる」作業を、自分自身で行っていかなければ、誤った情報から事を判断する危険だってある。また、ネット上にあふれる噂、中傷がビッグウェイブを生み、これまでにもマスコミが時に行ってきた個人攻撃のような、集団リンチに発展する可能性だってある。

経済は国境を超えた。インターネットの普及で情報も国境を越えた。イデオロギーも時には暴力を伴って国境を越えた。いよいよ人々の意見が国境を越え、力を発揮するようになった。

Facebook恐るべし。

そして世界が、本当に変わるかも知れない。

2010年12月26日 (日)

家のリフォーム

半年以上ブログの更新が滞っていました。この間、家のリフォームにかかりきりでしたが、明日ようやく引っ越せそうです。

事の起こりは昨年、”無料”の一言につられて耐震診断を行なったことに始まります。判定は「ちょっと大きな地震が来たら倒壊します」。我が家は私より年寄りの築45年で、築年数の割には基礎もしっかりしており、地盤の沈下もなかったようなのですが、なにせ昔の基準で建てられているので壁面の強度が根本的に不足していることに加え、風呂場の柱がシロアリにやられて中空(!!)になっており、ボールペンで柱に穴をあけられる状態でした(恐)。これは耐震工事が必要だ、と言うことでいろいろ調べ始めたのが今年のはじめ。春先にモデルハウス巡りをして建築会社に相談を始めました。しかし、モデルハウスを回っていると「あれいいな、これいいな」となってきてしまうわけです。我が家の冬の寒さは尋常ではないし、子供も大きくなってきたので子供部屋も必要だな、台所も使いやすくしたい、私の部屋にも手を入れたい、と話はどんどん大きくなっていき、結局”ビフォーアフター”の如くスケルトナイズしての全面リフォームになってしまったわけです。

そのため、夏場に近所の借家に引っ越し。これまた尋常ではない荷物の量で、借家の一室は完全な物置と化し、寝室には十分な数の布団を敷けないので、最後に眠る私はいつも隙間を見つけて布団に潜り込むような生活でした。リフォーム途中で様々なトラブルが発覚し(絶妙なバランスで絶対抜くことのできない邪魔な横柱とか、床を外してはじめて発覚した子供部屋の中の段差などなど)、完成が遅れて年の瀬も押し迫ったクリスマスにようやく引渡しと相成りました。工務店の皆さん本当にご苦労さまでした。

今はまた借家の中はダンボール箱だらけとなり、果たして新年は少しは片付いた状態で迎えられるのか、甚だ心もとない状態ではありますが、ひとまずブログで報告するくらいの心の余裕が出てきました。ひとまずは明日の引越しが今年最後の一大イベントです。次回は自慢気に新しくなった家のことを報告できれば良いのですが。

それでは皆さん、寒波襲来で寒さが厳しくなってきましたが、良いお年をお過ごし下さい!

2010年5月29日 (土)

iPad

iPadが発売になった。

Appleが最初にアナウンスした際には
「ただのネットブックだろ?」
と言う感想だったのだが、発表された動画を観、そして実物を触れてみて、世界を大きく変えうる存在だという認識に至った。

まずはその起動の早さ、である。私が未だにPDAとしてPalmを愛用するのは、その起動の早さ故だ。情報というものは瞬時に欲しいわけで、欲しいと思ってから端末を立ち上げるまで数分を要するようでは使い物にならない。iPadは、瞬時に立ち上がり、そして、膨大なネットの海に直接つながる。この意味はとてつもなく大きい、と思う。

だが、問題点がいくつかある。

まずは、インフラだ。特に日本では無線LANを接続するためのホットスポットが少なすぎる。アメリカではホットスポットがあちこちにあり、無料で接続できるものも多く、無線LAN搭載機は使いでがある。しかし、私の周りを見渡してみると、ホットスポットがあるのは駅かマクドナルドのみ、しかもいずれも有料だ。これではiPadは宝の持ち腐れである。
3Gで携帯回線に繋げる機種もあるが、キャリアは残念ながらソフトバンクのみになってしまった。我ら地方在住にはきつい。ドコモがSIMカードを発売する計画があったようだが、結局ソフトバンクがSIMロックをかけて販売することになった。ドコモは携帯型の無線LAN端末を発売するつもりらしいが、いっそのことSIMカードを発売してくれたら、SIMロックのかかっていない海外版iPadを使えるのにな~。

Appleの鎖国政策も相変わらずだ。USB端子もなければ、SDカードスロットもない。他のコンピューターからデータを移すのにいちいちLAN接続しなければならない。Camera Connection Kitを使用してUSBメモリーにアクセスできるようだが、アクセサリーを持ち歩く必要がある端末なんて魅力は半減である。

多くのAppleファンはAppleのとる鎖国政策+イメージ戦略に洗脳され、不便さにも不平を言わずに熱烈Apple教信者と化してしまっているが、以前Appleがその鎖国政策故にMicrosoftとのシェア争いに破れ、消滅寸前まで追いつめられたのを忘れてはならない。

日本で電子書籍がiTunesに一本化されていくのかも疑問が残るところだ。アマゾン・キンドルはiPadに対応するようだが、今後参入して来るであろうSONYが異なったプラットフォーム(PSP)のみ対応を唄ってくるのは間違いないところだろう。音楽でも起こってしまった「こっちでは聴ける(読める)けどあっちでは聴けない(読めない)」現象が再現される可能性が高い。古くはβvs VHSのビデオ戦争、レーザーディスクvs VHDの第1期ディスク戦争、新しいところでブルーレイvs HD-DVDの第2期ディスク戦争のように、消費者が割を食う縄張り争いが多すぎるように思う。

iPadが革新的で、情報の大航海時代を切り開く存在であることに異論はないし、私もぜひ手に入れたいと思っているが、Appleにはぜひとも鎖国政策は改めて、例え他のメーカーが発明したものでも良いものは取り入れていってもらいたいし、さまざまなソフト開発者が参加しやすい環境を整えて欲しいと思う。さもなければ極端な開国主義、自由主義のGoogleに席巻される日がやってくるように思えてならない。

ま、主役が変わったらそっちに移っていけばいいだけなのだが。コンピューター分野に関して、私はノン・ポリなので・・・。

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